カクチョウのこだわり
小魚の鮮度は本当にすぐ落ちてしまいます。
輸送技術の発達していない昔では、ことのほか鮮度が重要だったことでしよう。
そこで考えられたのが、この生炊製法。
素材本来の旨味を引き出すために、鮮度の良いうちに調味液で炊き上げます。
一度塩茹でした煮干し原料などと違い、旨味を逃がすことがありません。
こだわりの味、まずはお試しください。
カクチョウ 佐藤食品の佃煮は、色と照り、味、食感に優れています。
その理由は独特の製法にあります。
八郎潟周辺に佃煮の製造法が伝わったのは120年ほど前の明治中期。ワカサギ、シラウオ、ゴリ、フナなど新鮮な潟の恵みを豊富に入手できたことから、捕れたての魚を生のまま炊く(煮こむ)「生炊き」という製法が広まりました。
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潟上市昭和地区の佃煮産業の起こり
明治10年西南の役に陸軍省からの注文が、当時東京市中で人気のあった佃煮が保存もきくということで大量発注のあったことがきっかけとなり、更に明治27年~28年の日清戦争には缶詰めと共に大量に戦地に送られた様である。
又、副食品として、一般家庭へも急速に広まり、明治末期には、潟上市昭和地区の佃煮業者は10軒程になった様である。